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乳がん入院の持ち物リスト完全版|52歳主婦がリアルに使ったもの15点

yatagarasu

「入院の持ち物リスト、何を持って行けばいいんだろう…」

乳がんの手術が決まると、誰もが一度はこの不安にぶつかると思います。私も、病院から渡された持ち物リスト(パジャマ・洗面用具・スリッパなど基本的なもの)を見ながら、「これだけで本当に大丈夫なの?」と何度も思いました。

実際に9日間入院してみてわかったのは、病院のリストには載っていない、でも絶対あったほうがいい持ち物がたくさんあるということでした。

この記事では、私が右胸全摘+同時再建の手術で9日間入院した時に、「本当に持って行ってよかった」と心から思える15点を紹介します。これから入院される方の参考になれば嬉しいです。

▶ 入院前後の体験談はこちら:乳がん手術2日前の入院|手術前日までの流れ


入院持ち物リスト・5カテゴリー15点

入院生活を実際に経験して気づいたのは、持ち物には「カテゴリー」ごとの考え方が必要だということ。私が使ったものを5つのカテゴリーに分けて紹介します。

📚 暇つぶしグッズ:3点

入院中、想像していた100倍ヒマです。これは本当に。

手術前は「ゆっくり休めるかな」なんて呑気に考えていましたが、実際は手術前日と手術直後を除けば、ほぼ何もすることがない時間がひたすら続きます。テレビは有料だし、ずっとスマホを見ていると目が疲れる…。

1. 本・小説(一番のおすすめ)

私が入院生活で一番救われたのが本でした。

  • スマホと違って目が疲れない
  • 電源コンセントを気にしなくていい
  • 寝転びながらでも読みやすい
  • 集中できる時間がたっぷりある

私は入院前に厚めの本を2冊買って持って行きました。それだけじゃ足りなくて、入院中に病院の休憩コーナーで東野圭吾の小説を見つけて読みふけっていました。

選び方のコツは、「読み応えのある厚めの本」を選ぶこと。薄い本だとあっという間に読み終わってしまって、「あぁ、もう読むものがない…」と途方に暮れることになります。

「治療に関する重い本」より、気分転換になるエンタメ系の小説の方が、入院中の心には合いました。東野圭吾やミステリー系は、ストーリーに引き込まれて時間を忘れられるので特におすすめです。

▶ 関連記事:乳がん告知を受けた時に読んでよかった本|不安な夜を支えてくれた5ジャンル

2. イヤホン

スマホで動画や音楽を楽しむときに必須。有線タイプの方が病室では安心です(充電切れの心配なし)。同室の方への配慮にもなります。

3. タブレット or Kindle

電子書籍リーダーがあれば、本を何冊も持ち込まなくて済みます。私は持って行きませんでしたが、今だったら絶対これを準備します。荷物がコンパクトになって、退院時の片付けも楽です。


🧣 寒さ対策グッズ:3点(要注意ポイント)

これが意外と見落としがちで、でも超重要なポイントです。

入院中はとにかく冷えます。理由は3つ:

  • 病室は空調管理されていて温度が一定(=自分で調整できない)
  • ベッドにじっとしているので、体が温まらない
  • 手術後は体力が落ちて、自家発熱が弱くなる

「動かないから冷える」って、健康な時には想像できなかった感覚でした。

4. 大判ストール(必須)

私が一番おすすめしたいのが、肩掛けにもブランケットにもなる大判ストールです。

私は爽やかな色の大判ストールを1枚持って行きました。これが入院生活で本当に大活躍したんです。

  • 椅子に座る時、肩から羽織る
  • ベッドで読書する時、足元にかける
  • 検査で待たされる時、肩にかける
  • 同室の方や面会の家族が来た時、サッと羽織れる

病院の毛布は薄手で、足りない日が必ずあります。膝掛けより大判のストールの方が、いろんな使い方ができて優秀でした。色は明るめのものを選ぶと、入院中の暗い気持ちが少し和らぎます。

5. カーディガン or 羽織りもの(前開き)

私は手術後すぐは腕が上がらなかったので、前開きで羽織れるタイプを選びました。寒い時にサッと着られて、診察の時も脱ぎやすいです。

6. 厚手の靴下

足元から冷えるので、普段より厚めの靴下を2〜3足。手術直後は浮腫み防止のための弾性ストッキングを着けるので、その上に履ける緩めのものがいいです。


🪝 ベッド周りの便利グッズ:3点

ここはすごく大事なポイントなんですが、乳がん手術の術後すぐは、痛くて歩けません。私もそうでした。

「ちょっと水を取りたい」「メガネを取りたい」「ハンカチが落ちた」——そういう普段なら一瞬の動作が、術後は本当につらくて、手を伸ばすだけでも傷口に響くんです。看護師さんを呼ぶほどでもない、でも自分では取れない…という地味なストレスが積み重なります。

だからこそ、手の届く範囲をどれだけ便利にしておくかが、入院初日〜数日の快適さを大きく左右します。

7. S字フック(複数個)

これは目から鱗の便利グッズでした。

  • ベッド柵にかけて、メガネ・ハンカチ・タオルを吊るす
  • ナースコールのコードをまとめる
  • ビニール袋を引っ掛けてゴミ袋にする

3〜5個あると重宝します。100円ショップで買える安いものでOKです。

8. ストロー付きマグ(or ペットボトル用ストロー)

これは手術当日〜翌日に絶対必要なアイテムです。

術後すぐは痛くて歩けないし、ベッドから起き上がるのも一苦労。寝たまま、頭を起こすことなく水分補給ができるのが本当に助かります。普通のコップだと、寝たまま飲もうとしてこぼしてしまうことも。

ペットボトルキャップに直接刺せる「ペットボトル用ストロー」でもOK。100円ショップでも売っています。手術前日までに必ず準備してください。

9. 延長コード(コンセント口が複数あるもの)

ベッドから遠い位置にコンセントがあったり、口数が足りなかったりするケースがほとんど。スマホ充電・タブレット・電気シェーバーなど、複数同時に使える延長コードを1本持って行くと安心です。


🧴 衛生・身だしなみ:3点

10. 前開きパジャマ(2〜3着)

乳がん手術後は腕が上がりにくいので、かぶり物のパジャマは絶対NGです。

  • 前開きボタン式
  • ゆったりサイズ
  • 綿100%素材(傷口に優しい)

病院でレンタルできる場合もありますが、自分のお気に入りの方が落ち着きます

11. ウェットティッシュ(大判タイプ)

手術後しばらくはお風呂に入れません。体を拭くのに大判のウェットティッシュが大活躍します。

私は「おしりふき」用の厚手で大判タイプを持って行きました。普通のウェットティッシュより肌に優しくて、コスパも良いです。

12. リップクリーム&ハンドクリーム

病院の空気は乾燥しているので、唇と手がカサカサになります。普段使っている保湿系のものを1つずつ。


😴 安眠グッズ:3点(私の最大の後悔ポイント)

ここからは、私が「持って行けばよかった…」と入院中に何度も後悔したアイテムです。

私は大部屋(4人部屋)だったので、夜の病室は思っているより騒がしかったんです。同室の方のいびきや咳、夜中のトイレの音、ナースコール、夜勤の看護師さんの足音…。普段眠りが浅い方は、絶対に持って行くべきだと痛感しました。

13. 耳栓(あったらよかった)

私は持って行かなかったので、何度も「持ってくればよかった」と後悔しました。

シリコン素材の柔らかいタイプがおすすめ。完全に音を遮断するわけじゃなくて、生活音を和らげるくらいのものが、ナースコールも聞こえて安心です。

大部屋に入る方は、ぜひ入院前に必ず買って持って行ってほしいアイテムです。

14. アイマスク(あったらよかった)

これも私の後悔ポイントです。

大部屋では、夜中でも誰かがトイレに起きたり、看護師さんが入ってきたり、通路の明かりが漏れてきたり…完全な暗闇にはなりません。隣の方がスマホを見ている光も意外と気になります。

シルク素材や柔らかい綿素材のアイマスクがあれば、睡眠の質が全然違ったはず。これも入院前にぜひ準備してください。

15. 小さい枕(or タオル)

病院の枕が合わないと睡眠の質が一気に落ちます。自宅で愛用しているタオルを2〜3枚持って行って、枕の下に敷いて高さを調整するのがおすすめです。


持って行ってよかった度ランキングTOP5

15点の中で、特に「これがなかったら入院生活が大変だった」というTOP5は:

順位アイテム理由
🥇 1位読み応えのある厚めの本入院中の長い時間を救ってくれた
🥈 2位大判ストール寒さ対策+羽織りの万能アイテム
🥉 3位S字フックベッド周りが劇的に便利に
4位前開きパジャマ手術後の必須アイテム
5位ストロー付きマグ寝たまま水分補給ができる

それと、「持って行かなくて後悔した2点」もあります:

  • 耳栓(大部屋では必須レベル)
  • アイマスク(同上)

私のように大部屋になる方は、この2つは絶対に入院前に準備してください

特に1位の「本」と2位の「大判ストール」は、病院のリストには絶対載っていないけど、実際に入院した人が口を揃えて「持って行ってよかった」と言うアイテムです。


入院あるある困りごとと対策

実際に9日間入院して気づいた「こんなはずじゃなかった」ポイントもまとめておきます。

お金は最小限でOK

病院の売店は意外と高いので、必要なものは家族にお願いして持ってきてもらうのが一番。現金は5,000〜10,000円もあれば十分です。

スマホ充電は早めに

ベッド周りのコンセントは取り合いになることがあります。寝る前に充電しておくのが鉄則。延長コードがあると安心です。

香りものは控えめに

同室の方への配慮で、香水・芳香剤・強い香りのボディケア用品はNGです。無香料を選びましょう。

退院時の荷物が増える

入院中に家族から差し入れがあったり、病院でもらう書類・薬が増えたりするので、少し大きめのキャリーバッグで行くと、退院時に荷物が収まらない事態を防げます。


よくある質問

Q. 入院期間はどれくらいですか?

A. 私の場合は右胸全摘+同時再建で9日間でした。手術内容によって異なりますが、乳がん手術は7〜10日入院が一般的です。詳しくは乳がん手術9日目で退院|入院生活の感想も参考にしてください。

Q. パジャマは病院でレンタルできますよね?

A. ほとんどの病院でレンタルできますが、自前のパジャマの方がリラックスできるという方が多いです。レンタル代を考えても、お気に入りの前開きパジャマを2〜3着持って行く方がおすすめです。

Q. 化粧品は持っていったほうがいいですか?

A. 手術直後は化粧する余裕はないですが、退院前日や面会のある日には軽く整えたくなるかも。保湿系のスキンケアと、軽いリップクリームくらいで十分です。

Q. 本は何冊くらい持って行きましたか?

A. 私は入院前に厚めの本を2冊買って持って行きました。それでも足りなくて、病院の休憩コーナーで東野圭吾の小説を見つけて読みました。次に入院するなら、Kindleなどの電子書籍リーダーを持って行きたいと思っています。

Q. 大判ストールは病院の毛布じゃダメですか?

A. 病院の毛布は薄手で、夏場は特に不十分なことが多いです。自分のお気に入りの大判ストールは、寒さ対策だけじゃなくて、「自分の家にいるような安心感」にもつながるので、強くおすすめします。羽織りにも使えるので一枚で多用途です。


まとめ

乳がん入院で実際に役立った持ち物15点:

  1. 本・小説(一番のおすすめ)
  2. イヤホン(有線推奨)
  3. タブレット or Kindle
  4. 大判ストール(寒さ対策+羽織りの決定打)
  5. 前開きカーディガン
  6. 厚手の靴下
  7. S字フック(複数個)
  8. ストロー付きマグ
  9. 延長コード
  10. 前開きパジャマ
  11. 大判ウェットティッシュ
  12. リップ&ハンドクリーム
  13. 耳栓
  14. アイマスク
  15. 自前の枕タオル

特に「本」「大判ストール」「S字フック」は、病院のリストにはないけど絶対あった方がいい3点です。そして大部屋になる方は「耳栓」「アイマスク」も必ず入院前に準備してください。私のような後悔をしないために。

これから入院される方は、ぜひ持ち物に加えてみてもらえると嬉しいです。


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やたがらす
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時給1200円パート主婦52歳
2023年10月『乳がん』告知 浸潤性小葉がん 国民健康保険のみ 2023年12月右胸全摘+同時再建 ステージⅠ(しこり2㎝) ホルモン受容体陽性 再発スコア(RS)39 2024年5月~9月 抗がん剤治療8クール完走 (ddEC④+ddパクリタキセル④) 頭皮冷却装置PAXMAN使用 ホルモン剤レトロゾール2.5服用中 入院中にブログを立ち上げると決意 乳がんに実際にかかった費用「乳がん家計簿」と「乳がんの疑い~手術」「手術後~抗がん剤治療」を時系列に公開中
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