乳がんで保険がきかなかったお金は238,966円|ウィッグ・頭皮冷却PAXMANの実費内訳【全公開】
乳がんの治療費というと、健康保険がきく「3割負担」の部分を思い浮かべますよね。でも実際には、保険がまったくきかない「全額自腹」のお金もかかったんです。
私の場合、2年半の治療費753,658円のうち、238,966円が保険適用外でした。この記事では、その中身を1円単位で公開します。これから治療される方が「何にいくら準備すればいいか」の目安にしてもらえたら嬉しいです。
保険適用外でかかったお金の全内訳
| 項目 | 金額 | 時期 |
|---|---|---|
| 入院時レンタル(パジャマ・タオル) | 7,766円 | 2023年12月(入院中) |
| 医療用ウィッグ(ケア用品含む) | 74,250円 | 2024年5月 |
| 頭皮冷却装置PAXMAN専用ヘルメット | 101,950円 | 2024年5月 |
| ヘルメット管理費(11,000円×5ヶ月) | 55,000円 | 2024年5月〜9月 |
| 合計 | 238,966円 |
こうして見ると、ほとんどが抗がん剤治療の始まった2024年5月に集中しています。そして約23万円が「髪を守るためのお金」だったんです。
入院時レンタル 7,766円
入院中のパジャマとタオルのレンタル代です。自宅から持って行けば節約もできますが、術後に洗濯物を家族に頼むのはなかなか大変で、私はレンタルにして正解でした。毎日清潔なものに替えられる安心感は、術後の身体に本当にありがたかったです。
医療用ウィッグ 74,250円(ケア用品含む)
抗がん剤の脱毛に備えて購入しました。医療用ウィッグは数千円のものから数十万円のものまで本当にピンキリ。私はケア用品も含めて74,250円でした。
ここで、知っておいてほしいお金の話がふたつあります。
- ウィッグは医療費控除の対象外なんです(詳しくは医療費控除の記事に書きました)
- そのかわり、多くの自治体にウィッグの購入助成金(1〜3万円ほど)があります。お住まいの市区町村の窓口でぜひ確認してみてくださいね
ウィッグ選びで悩んだ話や、治療前に買ってよかったものはこちらの記事にまとめています。
頭皮冷却装置PAXMAN 合計156,950円
いちばん大きかったのがこれ。抗がん剤の脱毛を抑えるための頭皮冷却装置PAXMANです。専用ヘルメットが101,950円、管理費が月11,000円×5ヶ月で55,000円。合わせて156,950円でした。
決して安い金額ではありません。それでも私は「髪を守るための投資」と考えて選びました。
ひとつ注意点があって、PAXMANはどの病院でも使えるわけではなく、料金も病院によって違います。気になる方は、治療が始まる前に主治医や看護師さんに聞いてみてもらえたらと思います。
少しでも負担を軽くするには
- ウィッグの自治体助成金は必ずチェック(申請期限がある自治体も多いです)
- 入院グッズは持参できるものは持参でもOK。無理せずレンタルに頼るのも大事です
- PAXMANの有無と料金は治療前に病院へ確認
- 保険がきく治療費のほうは、高額療養費制度と医療費控除でしっかりカバーできます
まとめ
- 保険適用外の実費は合計238,966円でした
- そのうち約23万円はウィッグ+頭皮冷却の「髪関係」
- 助成金と制度の知識で、負担は減らせます
治療費全体(総額75万円)の月別記録は、こちらの記事で公開しています。
▶ 乳がん治療費は月いくら?医療保険なし・国保だけの実費【総額75万円公開】
※金額は私の場合(2023〜2024年)の実費です。料金は病院や地域、時期によって変わります。
